ハーレーのタイヤにおける寿命や空気圧
タイヤに関しては、真ん中にある溝の深さが0.8ミリ以上ないと車検には合格しないので、この数値がタイヤの寿命を判断する材料の一つになるといえるでしょう。
溝が浅くなってしまうと排水性が損なわれてしまい、最悪の場合、パンクしてしまう可能性もあります。タイヤの溝が浅くなるとタイヤの接地面が多くなり、釘などを踏んでしまうリスクが高まるからです。タイヤの溝が浅くなっていて心配だという方は速やかに交換するのが良いでしょう。
ハーレーのタイヤは、走り方によって変わってきますが通常は10,000km前後がタイヤの寿命とも言われています。
一方、ハーレーのタイヤは近年性能アップしているという背景もあり、一昔前より空気圧が高く設定されている傾向にあります。
そのため、空気圧が低くなるとその分、タイヤの性能自体も落ちてしまい、ハーレーが本来持っているポテンシャルも活かせなくなります。タイヤは数か月乗らずに放置しておくと空気圧は自然に下がっていくのでこまめにチェックするのが賢明と言えます。尚、空気圧をチェックする場合は、タイヤが冷えている時に行うのがベストです。乗った直後は空気圧が上昇しているので正確な空気圧が測れなくなるからです。特にスピード走行を行った後のチェックは避けた方が良いでしょう。
21インチタイヤを使用しているハーレーでは、空気圧の測定の際に時間を費やしてしまうとエアーが抜けてしまう可能性もあるのでその点は注意が必要です。