マニアからも支持の高いソフテイルモデルの魅力

マニアからも支持の高い

ハーレーの中でも不動の人気を誇るソフテイルモデル。魅力はどこにあるのでしょうか。

ソフテイルモデルと言えば、なんといってもソフテイルフレームが特徴です。1984年に初代ソフテイルモデルとして登場し、主にクラシカルなFL系とカスタムのFX系の2種類が代表格です。ソフテイルモデルを古きよき時代のハーレーという言葉で表現することがあります。その言葉通り、ソフテイルフレームは1950年代まで主流だったリジットフレームを継承しており、ビンテージハーレーの中でも未だに絶大な人気を誇っているパンヘッドモデルやナックルヘッドモデルと同じフレームを継承してます。それだけでもソフテイルモデルが古きよき時代のハーレーと呼ばれることに納得がいくでしょう。

しかし、このソフテイルモデルの本当の魅力はそうした伝統を受け継ぎつつも革新を纏った、常に時代の最先端を走り続けているモデルであるということにあります。数多くのモデルを擁するハーレーファミリーの中でも、幅広いカスタムに対応しているのはこのソフテイルモデルに他なりません。「ハーレーの歴史はリジットフレームと共にあり」と言っても過言では無いほど、ハーレーの歴史を彩ってきました。今も昔もハーレーと言えばカスタムと言うほどに、多くのライダー達がその思いをこのリジットフレームにぶつけてきたのです。つまり、これまで蓄積されてきたハーレーのカスタムノウハウがこのフレームには凝縮されているため、それを受け継いだソフテイルモデルは「カスタムハーレーの王様」と言っても過言では無いほど、カスタムビルダー達にとって魅力的なモデルとなっています。

伝統あるフレームに最先端の走行性能やエンジン、車体としての信頼性を兼ね備え、登場から現在まで常にハーレーの歴史の先端を走り続けているソフテイルモデル。ハーレーマニアであれば、一度はまたがりたいと思うとても魅力的なモデルです。一度走れば、その繊細かつ大胆なソフテイルモデルの走りに魅了されることでしょう。